モンキー・ゴリラの車体色と車体番号と型式

JZとかJLとかZ50J-13XXXXXとかって何?
自分の愛車の純正色、正式には何て言うの? 



初代5Lタンクから30周年記念モンキーまで。
AB以降はパーツリスト持ってません。



エンジンナンバーには、Z50JE-XXXXXXX と、「E」が付きます。

エンジンが一度も載せ換えをされていない車体でも、
エンジンナンバーとフレームナンバーは違う事が多いです。
しかし、型式を越えて違う事はありません。


※パーツリストはフレームナンバーで書かれています。

フレームが無く、エンジンナンバーしかわからない時に部品注文をする時、
エンジンナンバーの「E」を抜いて「フレームナンバーです」とホンダをごまかし、
部品を注文する事は出来ない事もありませんが、
「その番号を持つバイクは存在しない」とコンピューターが弾く事があります。

うまく注文出来ても、合わないのが来る時もあります。

エンジンの付いていた元のフレーム番号はできるだけ知っておいてください。
エンジンナンバーのみで高価なエンジン内部パーツと、
限定モンキーのスペシャルカラーパーツを買う時は特に怖いです。


エンジンの型式とフレーム番号がどうしても合わない車両は、
エンジン載せ換えかフレーム交換されています。

元のエンジンのクランクケースが事故や、へたり等で破損し、
同型の別の車種や違う年式のクランクケースと交換したために
エンジンナンバーが変わってしまっている、という可能性もあります。


1970年代までのエンジンナンバーは打刻では無く、シールになっている物もあり、
剥がれて何のエンジンなのかわからなくなっている物もあります。




【上手な型式と年式のお話のしかた】

大まかな年式の話をするだけなら
Z50J-13XXXXXのように上2桁でも良いですが、
込み入った年式や型式の話をする時は、Z50J-1600XXX
のように上4桁を書かないと誰も答えられません。
車体・色・各部の特徴も言うとさらに良いでしょう。




【エンジンナンバーとフレームナンバーってどこ?】
はいわかったね。



【フレームを正規ルートで交換すると】
車体番号の最後に「H」が追加される。

フレームそのものは好きな年式を買う事ができる。
(JZ〜JFのフレームは生産中止)

前のフレーム番号を潰した証拠(石刷り等)を、
バイク屋がホンダに提出しなければならない。

番号の打刻はホンダの工場が行う。


番号にHが追加されるってことは、ひょっとしたら役所のコンピューターが…
盗んできて打ち換えて登録してもばれ…うわなにをするやめろはなせ。




【モンキー・ゴリラの12Vエンジンと6Vエンジンの外観からの簡単な見分け方】
上が6V/ポイント 下が12V/CDI

CDI式エンジンのフライホイールは大きいので、カバーはより厚みのある物になった。
この厚みが、12V遠心エンジンのシフトペダル問題に影響しているわけだ。
CDI用カバーは大きいので、6Vポイントエンジンにも付ける事ができてしまう。
「なんちゃって12V」をやってる人もいるので騙されてはいけない。
しかし無理に付けてもポイントエンジンにCDI用カバーを付けると隙間ができてしまう。
水やゴミが入りまくるのでそこまで無理して付けている人はどうかしている。
そんな奴いるか?と思うかもしれないが いるんですよこういうのが。


《注意》 
上に書いてあるのは、あくまでモンキー・ゴリラのエンジンに限ってのお話。
スーパーカブやシャリー、ジャズ等には、6VのCDI式エンジンも存在する。
カバーは12V/CDI式と同様に「大きいカバー」

しかし、勘違いしやすいけども
6Vエンジンは6Vの電気を発するわけではありません。
12Vエンジンは12Vの電気を発するわけではありません。

6Vとか12Vというのは年式のあだ名みたいなものです。
ジェネレーターからの電気を6Vか12Vかを決めるのはハーネスのレギュレーター/レクチファイアです。
ジェネレーターはただ電気を作っているだけです。

ポイント式とCDI式はまったく別の点火方式です。
超簡単に説明すると ポイント式→機械式 CDI式→電気式。
ライトとかを光らせる電力を発電する方法そのものに違いはありません。

※基本的にほとんどのCDI式カブ系エンジンは「大きいカバー」
そのためポイント式エンジンに使ってたシフトペダルが使えないことが多い。

※モンキー・ゴリラに6VのCDI式エンジンは存在しない。 12VのCDIのみ。




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