原付板カスタムパーツのご案内


問い合わせと購入希望は z50j_monkeymania@hotmail.com まで。
必ず郵便番号・名前・住所・電話番号を書いて送ってください。
連絡先の無いメールには返信しません。 代引きは対応していません。

24時間以内に返事が無い場合はメールの送受信トラブルが考えられます。
その場合は掲示板で「パーツ購入希望メールしたのですがメール届いてますか?」
とでも書いてお知らせくださいね。 なんとかしますので。


【FIエイプタンクのチューブコック穴塞ぎセット 1250円】
最近のエイプのタンクはエイプのロゴの無い汎用性の高いデザインが増えてきたので
タンク流用がばっちり。 お手軽にカスタムペイント気分。


でもFIエイプのタンクをキャブエイプ/CD50/ベンリー50S/CD90/ベンリー90Sに流用するには
この穴を塞ぐ必要があります が、 既製品の良いめくら栓が無いので作りました。


※無塗装なので黒でもペタペタ塗ってください。
※底の中心に旋盤から切り落とす時の細く小さな「へそ」がありますが、
そのままでも問題ありません。気になる人はヤスリで削り落としてください。
※鉄製なので薬品によるタンクの錆び落としの時も溶けずに安心。


装着するとこんな感じ。
めくら栓は1個800円。
純正7.5ミリ耐油チューブは約6センチで1つ200円。
送料は250円です。 まとめて買うとお得。

クリップ2個は付属しません。
90661-GHB-600を2個バイク屋で注文してください。



【レストアに便利な入手困難サイズのPVCハーネスチューブ小売りします】
あなたのジェネレーターやスイッチボックスのチューブ
カッチカチになっていませんか?バキバキに割れていませんか?


カブ系レストアに必須の内径6/7/12ミリのPVCチューブを仕入れました。
デイ●ナのと同じ物のサイズ違いです。


デ●トナのチューブは内径5/8/10/13ミリの4種類しか無く
カブ系エンジンのジェネレーターやキーシリンダーや
12Vモンキーのスイッチボックスの配線チューブには
どれもサイズが合わず、「中間は無いのか中間は!」と
ディープなレストア野郎どもは困っていました。

※JZ/JFスイッチボックスの補修にはそれぞれ
8ミリ(JZ~)と10ミリ(JF~)のが使えるんですがね。


そこらに売ってるような熱収縮チューブやゴムチューブではありませぬ。
PVC製で2008年11月現在、各カスタムパーツメーカー、配線専門サイト、
秋葉原でも売ってなく、製造メーカーからも少量買いはできません。

内径6ミリは6Vのポイント式ジェネレーターや
キーシリンダーなど、主に配線4本の部分に使います。
画像の補修例の奴です。

内径7ミリは6V/12VのCDIジェネレーター(配線6本)などに。

内径12ミリは、12Vモンキーやベンリィ、APEなどの
最近のホンダ50CCのスイッチボックス全般に使われています。
巻き直し仕様変更時や補修にどうぞ。


カチカチに硬化してて割れてたり
切断されたり塗料が付着している糞ハーネスの修理にいかがですか
コルゲートチューブやテープぐるぐる巻きはみっともないからね。

カブ系ニュートラル用配線新品(若葉色に赤ライン)も用意してあります。
これも1メートル100円です。露出しているので劣化している事が多く
ジェネレーターのチューブ補修時ついでに買うといいでしょう。

どのチューブも1メートルあたり100円です。

原付板は業者じゃないので数に限りがございまする。



【ホンダには】絶版JZサイドカバーステッカーのレプリカ【話を通してある】
管理人の要求する品質の条件で、業者半泣き。
本物以上の出来だと思います。

JZサイドカバーステッカーは一枚2300円+送料200円。 まとめて買うとお得。
在庫には限りがあるが、まだまだ余ってるぜ!



カット加工済みで、ハサミで切り出す必要無し。

絶対に再販しない。
この機会をお見逃し無く!




【内径変更アルミカラー】

ノーマルヘッドでマニホールドの角度を変えたいのに…
なんだよ!どのメーカーのキャブアタッチメントも内径22ミリばかりかよ!
これじゃあポートに段差出来るぞ!ポート研磨なんかしたくないよ…
ノーマルマニホールドも削りたくないよ…とお嘆きのあなたに!

キタコ12WAYアタッチメントの内径を22ミリから18ミリ・13ミリにできる
原付板オリジナルパーツ 「キタコ12WAYアタッチメント用 内径変更カラー」
一個1700円で本当に絶賛販売中! (送料込み)

12V/70~90CCは18ミリ 12V/50CCは13ミリ  
下のリングが売り物だ。 勘違いしちゃ駄目だぞ。
アタッチメントは自分でキタコから買ってね。

※2018年1月で18ミリ用は完売しました。
どうしても必要な方はまだ在庫のある13ミリ用を
ヤスリなどで拡大して使ってください。


『このキタコの奴さ、他の穴の大きさ無いの?』
と、店員を困らせたあなた!ぜひこの機会にお買い求めください。


CD50/90・カブ50/70/90・ジャズ・マグナ・DAX・ソロ等、
モンキー乗り以外の皆さんにも大好評です。

ちなみにキタコは12WAYキャブアタッチメントの特許持ってるくせに
他の内径のアタッチメントを 作 る 気 全 く 無 し。

と思ったら2008年11月 ついに内径が違う物が2種類発売!
内径26と16? いや26はいいんだけどさ、16ミリって何だよ。
キタコは同様にPC20用マニの16ミリタイプもあるが、
ポートが16のヘッドなんてこの世にございませんよ?

相変わらずキタコのポートサイズ適合の嘘ぶりが凄い。
でもわざわざ金型まで作ってこうやって製造してるんだよ?
本当にキタコはどうなってんの?マジで謎。

騙されちゃいけねえ皆の衆。
12Vモンキーのノーマルヘッドのポート径は直径13ミリです。

そもそも純正ヘッドはポート13/15/18/20しか無いからな。
誰が買うんだよ16ミリ用なんて…マニもだが。
ポート研磨前提なのかな?




【モンキー/ゴリラ/FIモンキー用ヘルメットホルダー】
本体1000円+200円(送料)

昔ホンダアクセスの6Vゴリラのサイドバッグキットに付属していた
理不尽な設計のメットホルダーをまともに設計し直して製作しました。

レーザー加工 穴サイズ:M10 厚み:3ミリ 鉄製 無塗装
5Lモンキー/ゴリラ/FIモンキーに装着できます。 作例は銀色に塗装しています。
キャリアレス仕様などでヘルメットホルダーが使えなくなった人にどうぞ。

※ある程度隙間に余裕はあるつもりですが、設計はノーマルリアショックを基準にしています。
使っているリアショック、ロングスイングアームによっては装着できない可能性があります。



ノーマルリアショック固定ナットのカドで締め付けるときに塗装がはげやすい場合は
作例のように90210-438-000の純正キャップナットを使うといいでしょう。


ちなみにそのホンダアクセスのゴリラサイドバッグ付属のステーはこんなの。


実際にホンダアクセスのをゴリラに付けようとすると
リアショックに干渉するので微妙な斜めの角度にしなきゃいけなくてかっこ悪い。

使い物にならない純正(上)との寸法比較




【モンキーのZシート取り付け用ブラケット公道セット1型(改) 2500円送料込み】
※中級者向け アースが理解できている人向け。
※上のヘルメットホルダーとの3点セットで3500円送料込みになります。

Zシートを買ったはいいが、テールランプもウインカーも付ける方法が無いじゃねえか!
そんなあなたに掲示板でみんなで罵りあい殴り合いしながら賛否両論で作った
「Zシートブラケット公道セット1型(改)」はいかがですか。 送料込みの2500円です。 頑丈ですよ。

使うのに他に必要なもの
90502-KS5-000 カラー 2個(モンキーのテールブラケットから取れる)
84905-333-000 ゴム 2個(モンキーのテールブラケットから取れる)
95701-06030-00 30ミリフランジボルト2個
94050-06000 フランジナット 2個
91405-671-000 クリップ 1個


装着例
配線のまとめ方はあなた次第(`・ω・´)


バリ落とし、カドを丸く削るのはしないでわざとそのままにしてあります。
やすりで自分好みに仕上げて塗装してください。  作例↓


え?何?キタコのZシートブラケットがあるじゃねえかって?
キタコのが全く使い物にならない超欠陥商品だから作ったんです。
ナンバープレート角度変更ステー無しでも一応大丈夫だけども
リアフェンダーに保護マットテープなどを貼る事をおすすめします。

キタコのZシートと純正Zシートに対応。


ホンダ純正Zシート 77100-181-406
2012年1月の時点でこのシートだけ生産継続中。
この時点で15000円ぐらい。



【モンキーのZシート取り付けブラケット公道セット2型 1500円 送料込み】
こちらはホンダSOLOのテール&ウインカーを使うキットです。 送料込みの1500円。

M6の長穴により、各パーツの位置調整が可能。 
製造誤差も考慮した取り付け安心確実保証! 絶対に付きます。
ツールボックス取り付け可能。 頑丈な3ミリ鉄板です。

※ヘルメットホルダーは装着できません。
※商品は無塗装です。 作例は仕上げと塗装をしてあります。
※カドを丸く削ったり、断面の処理などの仕上げはあえてしていません。
自分好みに仕上げてください。


※テール配線を延長する必要があります。
テール配線延長キットの作例。
ホンダギボシとカプラなどを使って自分好みにきっちり作ろう。
ここが面白いところだ! 楽しまないと損だぞ。

ソロテールで用意するもの
ウインカーとテールカバーは白と黒があります。
ソロウインカーはカプラを切り取り、ホンダギボシ式にする必要があります。


これは純正Zシートを装着した作例です。






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おまけ  というより本編

モンキーのZシート伝説


みんな大好きZシート。

モンキー用カスタムシートとして歴史は本当に長いが
雑誌でもネット上でもろくに語られなかったZシートの秘密を大公開。

純正品だし、歴史も長く流用改造目的で買った人が多いはずなのに、
なぜ装着している人が少ないのか? なぜミーティングですらほとんど見かけないのか?
なぜモンキー専門雑誌でも装着しているのをまず見かけることが無いのか?

取り付けているにしても
正直アレなひどい取り付け方をされているのがなぜ多いのか?

そもそもなぜろくに語られなかったのか?
Zシートの歴史はユーザーの約30年分の血と涙でできていたからである。


そもそもZシートって何なの?

モンキーのレース用モデルであるZ50Rの「旧型Z50R」のシートである。
主に海外向けに販売されていたが
日本でも販売されていたので車体は今でもそこそこ現存する。
モトピットと呼ばれている時もある。

まれにフレームのみが発見されることがある。
AB02から始まるものはZ50R系フレームだ。


こちらはモンキーBAJAタイプにモデルチェンジされた「新Z50R」
これはZシートとは関係ないんだけどZ50Rは二種類ありますよと。
Z50Rは現在は絶版で血統はCRF50/70シリーズとXR50R/70Rシリーズに受け継がれる。



Zシートといえば、純正とキタコのものが存在する。 キタコのほうが純正よりも有名かも。
そもそもZシートという名前はキタコがつけた。
本物とはZのロゴの形が違う。 ※今は黒しか手に入りませぬ。

これは純正Zシートの裏側
この2個の金具は専用の純正プラグレンチとハンドルシャフトを付けるためにあるのだ。
しかし付けるとシートベースに傷が付くのであまりおすすめしない。


さらにキタコのZシートは本物よりもリアショック側のステーが10ミリほど高いという違いがある。
左が純正 右がキタコZシート


キタコのZシートは、昔のものは本物とそっくりで、プラグレンチホルダーもあり
シートベースの作りも純正にかなりそっくりの良い出来だった。


掲示板の人からの画像提供 本物の青Zシート(上)とキタコ旧Zシート青(下)


最近のものは裏にキタコのロゴがプレスされていて、
プラグレンチホルダー金具用のM6ネジ穴も無くなったので簡単に見分けられる。


だが今のものは昔のに比べて溶接がヘボいのと、
鉄板が若干薄くて質の悪い柔らかい鉄なのでステーの強度が弱い。

塗装もパリパリはげてすぐ錆びるし、
昔からだがステーの溶接位置の製造誤差のあるシートもたまにあり、
「出来の良いフレーム」でも付けられない事もたまにある。

なので、もしもキタコのZシートを買う時は新品でも通販やオークションなどではなく
キタコから直接買うか、バイク屋を通して買ったほうが良い。
そうじゃないと不良品だった場合に返品交換できないからね。



もちろんZシートは純正もキタコのもノーマルキャリアといっしょに装着することはできない。
市販のキャリアレスも基本的に全部だめ。 できてたらみんなやってる。

もしもZシートでノーマルキャリアを装着している車体の画像を見かけたら
キャリアのネジ穴を上位置に開けてキャリア位置を下げる加工しているか、
シートの前側だけボルトで固定して、シート後部はただキャリアの上にのっけてるだけとか
後部をへし曲げてキャリアをよけているとか、雑な取り付け方をしていると思っていい。
(゚Д゚)ハァ?  一通り全部やられたんじゃないのこれ。


ノーマルキャリアでは絶対に付かない。 保証する。



純正Zシートでも、テールまわりの装着を考慮した背の高い
ちょっと仕様が違う海外仕様物もかつてはあったが大昔に欠品。
持っていたら超貴重品! 誰か持ってたら見せてください。
キタコもどうせZシートのコピーするなら、これにすれば良かったのにな。



悪名高いキタコのZシートキットの説明書。 (旧タイプ説明書)
何が「作業終了です」だ。 作業断念の間違いだろ。
空間に歪みでも起きない限り絶対に付くわけがない。



このキタコのZシートのブラケットが使い物にならないのは大昔から言われていて、
そもそもこれが使い物になるなら、この通りに使ってきっちり付けている人が多いはずだ。
・・・多いはずだというより、少なくとも2、3人は世の中にいないとおかしい。
しかしこの通りのモンキーをネットでも雑誌でも現実でも一度も見たことが無い。
見たことある! という人はぜひ掲示板で報告してほしい。

絶対にあるわけないけどな。
それこそ管理人はライダーコミックからモトチャンプ、その他モンキー系雑誌で調べられる限りとことん調べ上げ
Zシート装着車を少なくとも100台以上は見たが、ブラケットが使われていたことは一度もない。


普通はカタログには装着見本の写真を載せるものなのだが
そもそもキタコの製作したZシート仕様モンキーの写真すら見たことがない。
この写真だけ。

キタコの社員と設計者は本当にこのブラケットを
本当に一度でも装着してみたことがあるのだろうか?
設計検討会議はどんなんだったんだろう。


モンキーの本で一度に300台ぐらいミーティング参加車なんかが掲載されているのに
Zシート利用者が極端に少ないのも結局こういう事だからでございまする。
イベントによってはZシート装着の参加車が一台もいないことすらある。

付けていても大抵あまりほめられた付け方をしていない。
シートを加工・・・というより破壊してまで無理やり装着している。
モンキーもZシートも、そこまでして無理に付けてほしくないと思ってることだろう。

エーモンステーをグニグニ曲げてステーを作って付けているのがまだマトモってところな有様。


こんなことが30年近く繰り返されてきた。


モンキーミーティングなどにに参加している画面の前のあなた  m9(`・ω・´)
「まともにZシートを装着できてるモンキー」を見たことがありますか?


キタコは装着した実車の写真を見せられるもんなら見せてみろ。
このブラケット設計したアホは出て来い。  出 て 来 い。
もう全部悪いのはキタコと言っても過言じゃない。 完全に詐欺。
あやまれ! 今まで死んでいったZシートたちに謝れ!


で、何がどう悪いのか詳しく説明しよう。


もしも説明書の通りに付けるのなら
このようにテールブラケットの先端を切断しなければなりませぬ。


実際にジャンクのテールブラケットを切断して整形し、断面に黒を塗った。



これでようやく装着することができる。
もうブラケットを曲げてとか
キタコのは10ミリほどステーが高いからなんとかなるか?とか
そういう次元の話じゃないのがわかるね。



実際に組み付けるとこうなる。
テールが尻上がりになるが、こうしてみるとスタイルはそれほど悪くはない。

画像の作例ではナンバープレートはそのままでもフェンダーに干渉せずに付きそうだが
固体差でナンバープレート角度変更ステーを使わないといけない場合もある。


ブラケットを切断加工してて思ったけど、そういえば
このようにブラケットを加工して使っているのすら見たことが無い。
こんな簡単なことをなぜ誰もやってなかったのか?
私はこれやってたよという人は掲示板で名乗り出てほしい。



Zシートだけ手に入れて、ブラケットの事を知らない人も多いんだろうけど、
シートの後部をへし曲げたり、わざわざステーを自作して溶接したり、
本当に中古のZシートは面白い悪あがきだらけ。
冗談抜きで「世界で一番、壊された数が多いオートバイシート」ではなかろうか。



さらにひどい話がある。

この2個のブラケットは両方ともキタコ製の本物。
実は左側は新型で、ほんのわずかに寸法が違うのだが
それでも全く何の役にも立たないままである。

・・・信じられん。

キタコは何の改善もされていない「新型」をわざわざ作ったのだ。
一 体 何 を 考 え て い る ん だ。


昔から言われている事だが、この事をキタコに抗議しても無駄。
「曲げて調整して使ってください」と言われるだけ。 こんな硬いもん曲がるか!
曲げたところで設計がクソなので、そもそもどうしようもない。
管理人の作例のようにブラケットを切断しないと絶対に付かない使えない。

何をどう曲げろというんだ?
キタコはⅠ型セットをパクっていいからきちんとしたもの作ってみせろ。
30年以上構造がおかしい事に何で気付かないんだ? 
なぜ長年、何度も何度も何度も何度も客の抗議があったのに
改善してない新型を作った? 意味がわかりませぬ。



この説明書のごく最近のNEWバージョンも存在する。
新しい説明書なんか作っても状況は改善しないよ!?

何が「ノーマルリアキャリアは使用できません」だ?
「このブラケットは使用できませぬ」が正しいだろ。

後半の取り付け注意点の説明文も必要が無い。
干渉だのぐらつきだのなんだのそこに到達する事はありえないからだ。
装着できない絶望感と悲しみにこそ注意するべき。


で、


いろいろボロクソに言っているが、
付属のブラケットはどうしようもないゴミなのは確かだが
シートそのものはそれほど悪いものではない。
社外品のシートとしては良い出来と強度の部類に入る。

しかし管理人は一度ステー位置がずれた不良品を掴まされたことがあってな…。
管理人の場合はもう絶版のキタコの青色Zシートの新品箱入り長期在庫を
ネットオークションで買ったら運悪く不良品だったのだが
あくまで個人売買だから返品交換できないからどうしようもなかった…。

あまりあることではないとは思うけど、万が一不良品の時に返品交換できるので
できれば通販などで買わず、キタコからの直販かバイク屋を通して買うべし。

もちろん↑から買ってはいけない。
ちなみに本物のamazonリンク。

キタコZシートはメーカー希望小売価格は12600円。
本物の純正Zシートは2012年の時点で15000円ちょっとする。
これからも純正のはどんどん値段は上がっていくだろう。

以前は純正とキタコのとでは値段にあまり差が無く
キタコのほうを買う理由はまったく無かったのだが
今はキタコのほうが純正に比べてだいぶ安くなってしまった。

デザインと「10ミリ程度の隙間の高さが必要」という人は
キタコのほうを買ってもいいかもしれない。
管理人も作例で付けてみてるようにひとつ持ってる。

そしてネット通販で買うと普通に買うよりも安いが
運悪くシート本体が不良品だったら泣いちゃうので
返品交換の事を考えてネット通販やオークションでの購入は避けたい。

そしてやっぱりどうせ買うなら本物がいい。 ちょっと我慢してお金ためて
本物の純正Zシートを手に入れて飾っとくのがマニアってもんだ。

そしてキタコのを傷上等の普段使い用に買う。   うむ それがいい。



まださらにひどい話がある。


オチとして、かつて上野のバイク街に存在したコーリン(倒産)は
各カスタムパーツメーカーのいろんなデッドコピー品(粗悪なニセモノ)を
製造販売していたのだが、キタコのクソブラケットのデッドコピーもその中にあった。
ブラケット本体にはご丁寧にコーリンのロゴがプレスされているので実物を見分ける事は可能。
もし見つけたとしたらレア物のゴミ。  捨てるとしても資源ゴミとして処分しよう。
それぐらいの役には立つべきだ。

イラストがキタコの説明書の堂々丸々コピーでむしろ清々しいぞ。

何を考えてこんなゴミのコピーをわざわざ作った? コピーを企画する時点で
コピーする価値があるものかどうか試してみてもいないのか?
※しかもZシートそのものはコピーしなかったのに、なぜかブラケットだけを作ったようだ。
コピー品であれ、そこそこ複雑なパーツでも生産、開発することができる力を持ちながら
何も考えていなかったのか? コーリンの事情はよくわからないがそりゃ倒産するよ。




その他のZシートへの挑戦者たち


TAKE製のブラケット。
うーむ…。 これ売れたのかな…。



ピグズファクトリー製のZシート用キャリアレスキット。
実は業界初のマトモに使えるZシート用ブラケット。
管理人は持ってないが機能としてはなかなか良さそうに見える。
2003年ぐらいからあった。 しかしキタコのZシートを基準に作っているとしたら
純正Zシートでは干渉するんじゃないかと心配だ。 現物持ってないので不明。



シフトアップの4Lレプリカテールランプステー。
これは初のZシートにまともに装着できるテールキットである。
もともとは5Lモンキーを4Lモンキー風に改造するためのパーツとして開発されたもの。
シフトアップはZシート装着を想定していなかったとのことだが、Zシート仕様に使えるのだ。

4Lモンキーの純正テールを切断して、スペーサーを作ってZシート用ステーにするのは
上級マニアの定番ではあったのだが、ややハイレベルな加工技術が必要なため、
普通の人がやるにはかなり敷居は高いものだった。
4Lテールを切り刻むのがもったいない…失敗したら怖いというのもあったからね。


シフトアップのテールは本物の4Lテールを5Lに装着できるように丁寧にアレンジ。
本物以上のクオリティで、もちろん4Lモンキー同様にメットホルダー、ツールボックスも装備できる。
リアフェンダーに穴を開けて固定するステーは排除された設計なので、リアフェンダーに穴を開けなくていい。
純正テール同様にアース用端子とコードクランプまで再現しているというこだわりぶり。
配線は12Vモンキー後期型のレクチファイアがテールにあるやつでもちゃんと穴に通ります。



●純正テール、純正ウインカーでシフトアップテールを使うために必要なもの。
純正4Lウインカーと純正4Lテールを装着した画像。

95012-11000 ツールボックス固定バンド
ウインカー固定ボルト12ミリ 95710-06012-00 (2個)
33701-045-690 4Lモンキー純正テールランプ一式(6Vの電球入り)
12Vに使う場合は電球の交換と変換ハーネスの製作が必要。
※ボディアースの理解をしていること。

テール固定ボルト 92101-05012-0A (2個)
スプリングワッシャー 94111-05000 (2個)

4L純正ウインカー (6Vの電球入り)
左後 33400-098-505
右後 33450-098-505
※今の一般的なウインカー電球が使えるようにソケットが改良されています。


今はインナーステーが改良され、6V前期フレームのレクチファイアステーをよける構造になりました。
これで5Lモンキー/ゴリラの全ての年式のフレームに装着できます。

純正レプリカ4Lテールと純正レプリカ4Lウインカーはシフトアップ製のものもあるので
純正にするかシフトアップ製にするかはお好みで。


Zシートの取り付け注意点


純正シート同様にワッシャー2枚でステーをはさむようにシート差し込む。
ワッシャーを入れないとシートステーが変形してシートが破損します。
間違えている人が多すぎ。


シートをつかんで取り回さない


Zシートだけではないが、バイクのシートベースは予想以上に貧弱ですぐ変形するので
シートをつかんでよっこいしょと絶対にやってはいけない。

Zシートのシートベース後部は特に変形しやすく、グラブバーのような物も無いため
中古のZシートは画像のようにほぼ確実にひしゃげているので
絶対に中古を買ってはいけませぬ。

ワッシャーの入れ間違いでステーがメリメリとシャフト跡が付いて変形している事も多いしね。
現物を直接見て買うならいいが、そうじゃなければ中古は100円でも絶対に買うな。

6Vのレギュレーター付きの年式は注意

レギューレーターがフレームの背中に付いている年式は
レギュレーターがZシートの裏ににギリギリで干渉し
シートの裏もレギュの放熱フィンも傷付けるので、
移設するなど工夫が必要

紙一重で干渉してなくても体重でシートが沈み込み
傷を付けることがある 中古のZシートにも「レギュレーター傷」が多い

マフラーステーとの干渉に注意

本来はZシートはノーマルマフラーでもちゃんと付くものなのだが
フレームの製造誤差で、シートのステーとノーマルマフラーのステーが干渉する場合がある。

※干渉しないフレームもあります。
※このフレームも紙一重で干渉したのでマフラーステーを加工しました。
ノーマルマフラーのマフラーステーはバラで買えるので
棒やすりでマフラー側のネジ穴2個を横に広げ、
数ミリほど右にずらすといいだろう。

間違ってもシートステーを削らないこと。




もう一度言うけども

キタコのも純正もZシートはノーマルキャリアと同時装着はできない。
もし同時装着しているものを見たらキャリアかシートを加工しているか
後部を固定せずシャフトにのっけただけの雑な付け方をしているものだ。

ゴリラのタンクにも付かない。

作例のようにきちんと付けているものは
タンクの下のラインとシートの下のラインが一直線になっている。



ここを読んだあなたはもうZシートを知り尽くしたも同然。
初めてZシートを買おうかなという人には参考になったかな?
かつてZシートで泣いた人は今一度Zシートに挑戦してみないか?



Z50Rのカタログのいろいろ。 ほんの一部。