ラブラブチューニングって何よ?



何?この漫画…全然知らないんだけど。
漫画/五十嵐たまき(亜朧麗/あろうれい)




珍走雑誌、「チャンプロード」の一服の清涼剤。

1995年11月号までの「オーバーハート」 漫画/ひがしだみなみ 連載終了後の
1995年12月号から連載開始。 しかし2004年の4月号を最後に
作者の急病で突然の連載終了。 (平均12ページ 全95話 未完)
※作者は主に青年向けの漫画を描いている。 現在は復帰。


簡単な整備や各パーツの基本知識と小ネタメインで
ほのぼのとした軽めのウンチク漫画というスタイルを貫き続け、
チャンプロードの巻末を10年近く飾っていた。


暴走族雑誌での連載であったが、
暴力・珍走行為・珍改造などを助長する要素はほとんど無いに等しい。


バイクマニアやプロが見れば 「…!…?」 と思うような箇所も沢山あるが
独特の絵柄と雰囲気で根強いファンが意外と多く、
珍走に興味は無いが毎号これだけ立ち読みしていたと言う人も。

※現在は閉鎖されてしまっている
作者の公式HPに掲載されていた
ラブラブチューニングの唯一のカラー画像。


一部のマニア達からは単行本化を望む声が以前からあったが、
連載が普通の人はまず買わない、いや見向きもしない
本屋に置く事すら忌み嫌われるチャンプロードであった為に、
10年近い連載だったにもかかわらず
そもそも知っている人がほとんどいないのである。


面白いバイク漫画は何か?の様な掲示板で
必ず一度は名前が出てくる隠れた名作だが、
まともに語れる人は皆無に等しく、すぐにスルーされてしまう。


モンキーがメインと言うわけでは無いが、よく登場する。
掲載誌がアレなため、あまりにもマイナーすぎる漫画なので
知らない人が多いだろうから、このサイトで紹介しよう。



【主な登場人物】
この漫画の主人公 神崎亮平(初登場時17歳)

中学からバイクをいじり始め、昔は珍走団の一員だった。
いつも紗己と一緒に鮫島モータースに入り浸っている。
高校には進学せず、アルバイトをしている。 夢はバイク屋になる事。
終盤では見習いとして店で働くようになる。

バイクと改造に詳しいが、まだまだ中途半端。
たまに手を抜いたり、間違えるのでよく怒られる。
見た目はワルっぽいが根は良い人。 紗己をとても大事にしている。
昔はダックス・JOG、今はFXに乗っている。


もう一人の主人公でありヒロインの井上紗己(初登場時16歳)

亮平と真古からプレゼントされた
中古の初代限定ゴールドモンキーZ50JF7Lに乗る女の子。

亮平のガールフレンドで、とても気が強い。 髪型はよく変わる。
バイクの知識はあまり無いが、少しづつ覚えているようだ。
モンキーの改造をしたがっているが、いつも最後はうまくいかない。
連載前半まではボロのホンダDIOをカスタムして乗っていた。

何だかんだで亮平の事が好き。

夜学に通いながら普段はファーストフード店で働いている。
姉がいるが登場しない。


舞台となる年中無休・火曜定休の鮫島モータースの主人 鮫島源次(年齢不詳)
店の名前がたまに「モトガレージ・鮫島」だったりするが気にしない事。

いつも何かと亮平に手を焼かされている。
昔気質の職人で、いい加減な作業は嫌い。塗装は苦手。
新RZ50を持っているが、いつも真古に使われている。
奥さんは真理という人だが、もう亡くなっているようだ。

※作中では「17歳と中2の二人の娘がいる」と言っているが
鮫島家の家族の年齢設定に矛盾が…。


鮫島さんの娘(次女) 鮫島真古

この人も相当バイクに詳しい。中1からバイクをいじり始めた。
亮平と紗己によく改造のアドバイスをしてくれる。
老けて見られるがこう見えても18歳(初登場時)髪型はたまに変わる。
ビートのエンジンを載せたフラッシュに乗っていた。

初登場時は高校生だったが、
卒業後は整備の専門学校に通っているようだ。

車の運転も上手で、愛車はトヨタスープラ。


鯨が浜ゆり (初登場時小学3年生) あまり登場しない。

恐ろしくバイクとメカに強い。チタンでチャンバーを自作したり、
図工の時間にカーボンシートでキティちゃんを作ったりする。
105CCにフルチューンしたGAGで公道をこっそり走る悪い子。
最近は耐久レースに参加して遊んでいる。
真古の姪(真古の姉の娘)で、鮫島家の血は受け継がれているようだ。

初登場以前の亮平と源次との会話の中では名前が「りさ」だったが
間違いなのか、それともメカ狂いの姪がもう一人いるのだろうか?
ある時は鯨ヶ丘ゆりと名前が変わったりする事も。


板倉志穂 本名 板倉一志 オカマ

元、亮平達と対立していたグループの頭。 今はなぜかオカマ。
神出鬼没で亮平と源次の天敵。 解体屋の息子。
亮平と同じ年齢。


酒井健次

亮平の中学時代からの親友で、アルバイト先の同僚。
お互い中学校は別々のようだが、バイクを通じて親友となる。
結婚して子供がいる。
奥さんの名前はゆう子(医療用具の研究所に勤務)
子供の名前はさくら。


タケシ

毎週土曜の深夜、埠頭で行われている二輪の0〜200Mレースで
最近負け無しの新チーム、「RS」のリーダー。
見物に来ていた亮平とちょっとしたトラブルから
AR80と亮平SP1号の0〜200Mレースで対決する。


奥井  通称「壊し屋奥井」

昔、親父さんと組んでバイクをチューンしレースに参加した事があったが、
彼のバイクに対する愛情はいい加減で、とてもプロとは思えない
雑な作業が原因の事故でライダーを一人再起不能にしてしまう。
それ以来鮫島の親父さんとは犬猿の仲。


多恵子

紗己の中学時代の友人。
彼氏にチューンしてもらったスクーターに乗っている。
口が少々悪く、紗己とはよく口論になるが
結局仲は良いようだ。



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亮平のアパート  一階に住んでいる 一人暮らしのようだ。


鮫島さんの家 すごい立派!


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